2007年01月20日

商店街の活性化というけれど…

イオングループが宮城県名取市増田関下に建設している東北最大級のショッピングセンター「ダイヤモンドシティ・エアリ」
いよいよ2月28日に開業することが決まりました。
年間売上高は330億円で、1,400万人から1,500万人の来客を見込んでいるということです。

エアリは地上3階で75,000平方メートル。
三越名取店(13,480平方メートル)とジャスコ新名取店(18,600平方メートル)を核に、約170の専門店、シネマコンプレックス(複合映画館)などが入る予定。
駐車スペースは3,900台分。

この場所は3月18日に開業する仙台空港アクセス線(仙台空港―JR仙台駅)の「杜せきのした駅」の南側に位置します。
これまで名取地区には大型店はありませんでした。

南北に走る国道4号線バイパスと、それに並行する旧4号線。
旧4号線沿いに商店街が貼りついています。
エアリは商店街から見ると、バイパスの向こう側に立地します。

名取市は隣接する大都市仙台のベッドタウン的性格が強い。
この地の商店街は、常に仙台市への購買力流出との闘いに明け暮れていると言ってよい。
それも大分疲れてしまった…

そんな矢先に330億を見込む巨艦店舗が乗り込んで来るのです。
大方の想像通り一気に諦めムードが広がります。
この機に廃業するという小売店の経営者もいます。

「仙台への流出傾向から、少なくとも消費者の足が名取で止まることは悪いことではない」と考えることも出来ます。
「後はいかに大型店との差別化を表現するかを考えるべきだ」

商店街活性化のための決まり文句です。
「大型店のすべてが優れているわけではない」
「個性的な商品と、顔の見える商売をすれば十分に戦える」

私もよく使う言葉です。
しかし、残念ながらその通りにやれている商店街や商店は多くありません。
言うほど簡単ではありませんよね。

ただ、多くはないのですが、中にはキラリと光る店もあります。
その店に生き残りのヒントがありそうな気がします。

まちづくりの法律も変わります。
国はコンパクトシティをイメージしたまちづくりを目指します。

しかし、現場はそんなこととは関係なく野戦状態に追い込まれています。
目の前に数百億の売上を誇る店舗を見上げながら、年間数千万円程度の零細店舗の経営者が自らを鼓舞し続けることが出来るか。

商店街の活性化については、こうした個々の店舗の実際の経営から敷衍しなければ、現実的な対応策も生まれて来ないと思います。


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Posted by smt0222171232 at 12:25 │Comments(0)TrackBack(1)

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宮城県の看護師求人情報【看護師求人最前線 【宮城県の看護師求人情報】】at 2007年01月20日 14:50