2009年08月22日

政治家と欲望

哲学者は欲望など一蹴するかもしれないが、
政治家は欲望こそすべてだと知っている。

この点では政治家の方が利口だ。

人の欲望をうまく利用し、
自分の目的への足がかりとすることを知っている。


バルタザール・グラシアンが言うように、政治家は世の中のありとあらゆる欲望をハンドリングする名人と言えます。

いま、まさに天下を分ける総選挙の真っ最中。
例によって、政治家の頭が一番下がる季節ではあります。

選挙公約とかマニフェストとか。
これも言ってみれば世の中の欲望を満たす約束と見ることができます。

欲望で言いすぎなら、社会のニーズと言ってもよい。
ニーズの無いところにムーブメントは起きませんからね。

その意味で人を動かすのは欲望であることは間違いありません。
しかし、政党や候補者によって欲望の満たし方(公約)が違うのは何故でしょうか?

可能性はいくつか考えられますが、大きくは2つに絞られる。

ひとつは、欲望は多様であること。

もうひとつは、政治家の読みが甘いこと。


どちらも間違っていないと思います。

欲望が多様であれば、片方の満足は片方で不満を形成します。
そこに衝突が生じ、それによってエネルギーが生み出される。
だから、欲望の多様化はエネルギッシュな国を作るには必要な前提だと言えるのです。

一方で、政治家の読解力の不足は…
こちらの問題は根が深い。

本人はもちろん気づきません。
そんなアホな政治家を頭が良くて力もある有権者が利用しようとします。

利益誘導のパターンです。
もちろん不法行為。

選挙が終わって襟に輝くバッジを付けて私たちの前に再び現れるとき。
彼が本物の政治家か、小賢しい取り巻きの欲望に操られるマリオネットか…

有権者である我々は目をしっかりと見開いて見極める必要がありますね。


↓今日の結論…↓
選挙に行こう!
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